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映画『クーデター』で考える、日本人の身の守り方

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映画『クーデター』(原題: No Escape)を観ました。アメリカから東南アジア某国に派遣された水道技師とその家族が現地でクーデターに巻き込まれ、その逃避行を描いたサスペンスアクション映画です。

最後までなかなか緊迫感が途切れず、なかなか面白い一作でした。

中でもショックだったのが、一家がアメリカ大使館に保護を求めに行くシーン。大使館なら助けてくれるだろう、と思いきや、大使館もクーデター勢力によって制圧されているのです。海兵隊外交保安局(DSS: Diplomatic Security Service、アメリカの外交要員や在外公館を警護する機関。米国務省傘下組織)何やってんだ。

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もし本当に外国人を標的とするクーデターや内乱が起きた場合、在外米軍が助けに来ると思うんですが…まぁいいか。

さて、ひるがえって我が国の人々がクーデターに巻き込まれ標的となった場合、どうすれば良いのでしょうか。

軽く調べてみました。

海外でトラブルに遭ったら「アメリカ大使館に駆け込め」は本当? - シェアしたくなる法律相談所

基本的にはこうした争乱や有事の場合は日本大使館に保護を求めるしか手立てはないようです。また記事によれば、アメリカ大使館でも一応は相手にしてくれる可能性もあるそうです。

しかし、アメリカは大使館や米国民の保護のために米軍を派遣するのに対し、日本の現行法では自衛隊を派遣し邦人の保護を行うことは法的制約により出来ないようです。

自衛隊:タイで在外日本人救出訓練 海外初、新任務 - 毎日新聞

在外日本人救出で自衛隊を派遣するには、海外での武力行使を禁じた憲法9条との関係から、(1)現地当局が治安維持し、戦闘行為が行われない(2)派遣先国の同意(3)救出任務ができるよう現地当局との連携の確保--という3要件が必要となる。

映画『クーデター』ではまず現地当局が治安維持を行えていません。まずもってクーデターにより機能していません。

なので、我が国は在外邦人に何かがあっても自衛隊によって救出を行うことはできず、大使館に仮に逃げ込んでも、大使館が現地武装勢力の攻撃を受け陥落すれば、ゲームオーバーというわけです。

日本人に出来ることは、渡航先の国の情勢を把握し、もし何らかの政情不安がある場合は渡航を控える、止むを得ず渡航する時は脱出経路(隣国や空港へのルート)や自衛手段(武器やいざという時に渡せる現金)を用意する、ぐらいでしょうか。

日本大使館は役に立たないからね。

日本にも『13時間: ベンガジの秘密の兵士』に登場するGRS(以下註)の様な組織を作る必要があるかなと思いました。

まだまだ日本は在外邦人の命より、憲法9条が大切なんですね。

Global Response Staff: 元米軍特殊部隊員らで構成され、外国で諜報活動を行う米政府職員を警護するエージェント。エージェントとは言っても、正式な法執行機関員ではなく、米CIAの契約傭兵である。「国際展開隊員」とでも訳すべきか。2012年9月のリビア騒乱ではグレン・ドハーティとタイロン・ウッズの2名がCIA施設の警護中に戦死した。彼らの名前はバージニア州ラングレイにあるCIA本部のメモリアルスター、つまり殉職した職員を顕彰する星に刻まれている。