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『ジグソウ: ソウ・レガシー』ネタバレレビュー。これは『ソウ』のスピンオフである

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某ギャルゲーの主人公の名前を「ベンヤミン・ネタニヤフ」にして遊んでいます。

イスラエルの現首相です。

”ネタニヤフ君のためにケーキを作ってきたよ!”

草生えるわ

 

欅欅欅欅欅欅欅欅欅欅欅

 

『ソウ』シリーズの最新作、『ジグソウ: ソウ・レガシー』を観て参りました。

『ソウ』ユニバースに新たな一ページが刻まれるとのことで喜び勇んで劇場に足を運びましたが…。

『ソウ』の設定をコピーした、スピンオフ作品としては楽しめるが、『ソウ8』としては観られない一作でした。

以下、しっかりネタバレを添えつつレビューします。あらすじはWikipediaやYahoo映画でご確認ください。

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ゴードン医師が出てこない。第3のジグソウ支援者が出るが、「ゲーム」のポリシーには大きく反する。

→『ソウ2』から長年献身的にジョン・クレイマーを支えてきたかのローレンス・ゴードン医師が登場しません。彼はジグソウを主に医学的な見地から支えてきた、第2のジグソウとも言える重要人物です。ジグソウに「君なくして、私の過去のゲームは成立しなかった(英文: Without you, my work over the last few years would not have been possible.)」とまで言わしめたゴードン医師が、今作には一切関与していません。

今回の黒幕はローガン・ネルソン検視官。彼はジグソウのレントゲン写真を誤って取り扱ったことから10年前のゲーム(予告編で流れる、バケツや穀物倉庫のゲーム)の被験者となりますが、「悪意のないミスでゲームに参加する意義はない」と急きょ判断したジグソウにより助けられ、ジグソウの第3の支援者になるのです。彼がジグソウ支援者になるのは時系列的にはアマンダの逆トラバサミゲームの前であり、ゴードン(とアダム)のゲームの前です。

しかし彼はジグソウの「ゲーム」の精神に反する行いをします。彼は「ルールに従ってゲームの目的を達成した者は殺さない」という決まりに逆らい、「己の罪を告白せよ」というゲームをクリアしたハロラン刑事を殺害します。これに加えて、自分が仕掛けたゲーム参加者の死体にジョン・クレイマー(ジグソウ)の血液サンプルを貼付する、ジグソウの音声を偽造するなどして、あたかも死んだはずのジグソウが蘇ったかのようにみせかけます。

マーク・ホフマンとは別の方向で悪質です。勝手にジグソウの名や後継者を騙るあたりも。

なので、ゴードン医師からすればネルソン検視官もホフマンと同じように制裁を加えられる可能性があります。続編をさらに作るとすれば、ネルソン検視官の粛清がテーマになるかな。

ちょっと長くなりましたが、結局はジグソウが作ったカルチャーを下敷きに、「なんちゃってソウ」となったのが今作『ジグソウ: ソウ・レガシー』なのです。

「レガシー」と謳いつつ、ただの模倣です。劇中でもジグソウの模倣犯のことを「コピーキャット(Copycat)」と人々は呼んでいますが、その通りです。

ついでに言えば、シリーズ定番の締め台詞「ゲームオーバー」も出てきません。

音楽もシリーズを担当してきたチャーリー・クローザーが作曲していますが、終盤のネタ明かしで流れる”Hello Zepp”バリエーションもなんだか迫力のない作りです。


Saw Theme Song- Hello Zepp


Jigsaw 2017 Soundtrack [ Zepp Eight] In [4K and in 5.1 surround]

なので、『24: レガシー』ではありませんが、今作は『ソウ』シリーズのスピンオフとして捉えれば観るに堪えうる作品となりました。

ネタ切れ気味のハリウッドのことだから、また何らかの形で続編を出すか、ドラマ化するかもしれませんけどね。

可能であれば、もう一度ケイリー・エルウェス(ゴードン医師)に復活してもらい、ネルソン検視官の粛清ゲームをやってほしいかな。

ゲームオーバー。