A Journey for “Proper Works”

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なぜアイドルのスキャンダルは報じられないのか - 秋元康・AKB・坂道Grのスキャンダル対策(ジャニーズについてもちょっとだけ書いてるよ!)

AKB48乃木坂46欅坂46など秋元康プロデュースのアイドルグループがどの様にスキャンダル対策をしているのか、ご存知でしょうか。

詳しくは以下の本に書いてあるのですが、かいつまんで言うとこういうことになります。

タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書)

タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書)

 

AKBGrや坂道Gr(乃木坂、欅坂の総称)の企画は、売れます。出版不況のこの時代、売れる企画をやらない手立てはありません。

そこに目を付けた某氏らは、スキャンダルによるイメージ下落を防ぐために、週刊誌などを抱える出版社に、自分たちがプロデュースするアイドルグループの企画を持ち込みます。グラビアや写真集などですね。

必ず買う固定ファンはどのグループにもおり、その数は出版社にとってはバカになりません。

で、もし出版社が自分たちに都合の悪いスクープやスキャンダルを掲載しようとした場合は、企画を引き上げます。

もうわかりますよね。売り上げ減少を嫌う出版社は、某氏側の言いなりになります。スキャンダルを載せない、取材しない。

これは出版社だけでなく、スポーツ新聞でも同じことです。スポーツ新聞には各アイドルグループの宣伝記事しか載せません。

例えば、芸能人の密会やスクープを数多掲載してきた『フライデー』ですが、開けばAKBメンバーや乃木坂46のグラビアが毎週のように載っています。AKB選抜総選挙の特集本も『フライデー』編集部が作成しています。

この手法は某ジャニーズでも採用されており、毎年発売するカレンダーを様々な出版社に発行させています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

というわけで。

どこの出版社が、どれだけの写真集を出しているのかを調べてみました。

といっても、筆者はAKBグループには興味が無いので、乃木坂46欅坂46のメンバー写真集に限定しました。

以下がそのまとめです。

学研プラス 高山一実
幻冬舎 生駒里奈
齋藤飛鳥
白石麻衣
西野七瀬
橋本奈々未
深川麻衣
与田祐希
講談社 衛藤美彩
白石麻衣
長濱ねる
光文社 桜井玲香
新内眞衣
集英社 生田絵梨花
西野七瀬
若月佑美
渡辺梨加
主婦と生活社 乃木坂46
堀未央奈
小学館 橋本奈々未
松村沙友里
徳間書店 秋元真夏
双葉社 乃木坂46
ワニブックス 衛藤美彩

最も多いのが幻冬舎で7冊。

幻冬舎といえば、安倍首相と近しいことで知られる見城徹氏が社長を務めている出版社であり、見城徹氏は秋元康氏とも親しい仲にあります。

lite-ra.com

リテラをソースには使いたくないんですけど、他に無いので…。

しかし、ソースがリテラであることを抜きにしても、幻冬舎は安倍政権寄りの書籍を出版しています。

伊藤詩織さんのレイプ事件疑惑の容疑者である山口敬之の『総理』ですとか、安倍首相の総理大臣登板時に合わせて出版された『約束の日 安倍晋三試論』が代表例です。いずれの本も安倍首相などにべったりくっついていないと書けないような内容ばかりです。

話がそれました。

秋元康氏側と幻冬舎のコネクションが深いことは否定しがたく、乃木坂メンバーの写真集が多数幻冬舎から出ているのもむべなるかな、という感じです。

上記にある出版社から出ているいづれの雑誌も、マトモに秋元康氏プロデュースのアイドルのスキャンダルを報じていません。少なくとも筆者が見た限りでは。

逆に、乃木坂46松村沙友理の路上キス、畠中清羅大和里菜のお泊りや未成年飲酒、川村真洋のデート現場、欅坂46元メンバーの原田まゆのプリクラ流出などのスキャンダルを抑えてきたのはいずれも文藝春秋傘下の、かの週刊文春です。

なお、文藝春秋はAKBグループの企画を抱えていません。

こう見渡してみると、芸能ジャーナリズムはひん死の状態にあることがわかります。

過去にも、嵐の大野智の麻薬使用疑惑を週刊現代だけが報じ、どこのメディアも追随しませんでした。

newsmatomedia.com

また、ジャニーズ社長によるジャニーズメンバーへのセクシュアル・ハラスメントも週刊文春のみが報道し、他社がいっさい追随しない中、ジャニーズ事務所文藝春秋を告訴。最高裁判決でセクハラが事実認定され、ジャニーズ側に賠償命令が下されただけでなく、米ニューヨーク・タイムズは、ジャニーズのスキャンダルを報じない日本メディアの姿勢を指弾しました。

In Japan, Tarnishing a Star Maker

None of Japan's other major news media have reported the magazine's accusations or Mr. Kitagawa's lawsuit. Neither have they taken note of several tell-all books written in recent years by men who claimed that as young boys Mr. Kitagawa forced sex on them and others.

 

他のどの日本の主要メディアも、週刊文春の報道や喜多川氏の告訴について報道しなかった。喜多川氏による性的嫌がらせに関する告発本についても触れようとしなかった。

芸能界の薬物汚染や反社会勢力とのつながり、そしてコンプライアンス違反は非常に忌々しきものであり、社会正義の観点から考えても許されるべきではありません。

根拠なき邪推ですが、AKBや乃木坂、欅坂のメンバーらがこうしたものと無縁の存在であるとは到底思えません。男と付き合った、なんてのは正直どうでもいい話です。ウン万円つぎ込んだヲタやガチ恋しているヲタが発狂して終わりですから。

しかし、違法薬物や未成年飲酒など、法律を犯すような真似をしていることを、果たして私たちは看過してよいのでしょうか。

しょうもない芸能スキャンダル、と鼻で笑うのも一興。しかし、そのスキャンダルから、日本社会にたまった膿がドロリと流れ出てくるのかもしれませんよ。

健全な芸能ジャーナリズムの復活(?)を願います。